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《ネタバレ》 さすがタラちゃん!!の一言に尽きる。彼は本当にすごい。凄まじいまでの映画バカ。色んなところに色んな映画のオマージュがあって、色んな映画の音楽が使われてて、やっぱりエンニオ・モリコーネは最高で(OPのアラモはゾクゾクした)、久しぶりに映画館まで見に行ってよかったと思わせてくれた映画だった。
クリストフ・ヴァルツが最悪すぎて最高。久々に心から憎いと思える悪役に出会えた(笑)。なのでアカデミーで彼が受賞した瞬間、私は家で思わずスタンディング・オべーション。嬉しかったなぁ~。大好きなタラちゃんがやっと世界に認められた!!って、彼のファンであることを誇りに思えた瞬間だった。 最後、大佐の額に一生消えない傷をつけて、ブラピが飄々と去っていく中『恐水病と舞踏病』が流れてって、これがまたいい具合に盛り上がるんだよ。うわああ!!ってすっごいテンションあがって、映画館の中で叫び出しそうだった。 復讐”悲”劇ではあるけれど、ただの悲劇じゃない。その中には歴史さえ変えてしまったタラちゃんのこの映画への容赦ない意気込みと強烈な風刺、そして映画というものへの愛情がこれでもかというくらい詰まっている。 私は彼と同じ時代に生きていることを心底幸せに思う。いやほんとマジで。 【Ronny】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-05-30 03:00:40)
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