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誓いの休暇(1959) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 誓いの休暇(1959)
製作国ソ連
上映時間88分
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画,ロマンス,ロードムービー
レビュー情報
心の奥底に響く素晴らしい映画である。まさに愛の歌だ。母親へ会うために故郷へと急ぐアリョーシャ、正義感と勇気に満ち溢れた男である。戦争はこんな男ですら殺してしまうのか、と考えさせられてしまう。最後の母親との涙の再会はまさに本物の感動であった。娘とのはかない恋愛も悲しすぎる。娘との出会いも運命ならば、戦争での死も逃れられない運命なのか。引き返すことのできない列車がアリョーシャを運命に引きずり込んでいる気がした。ラストの母親が見送る中でのアリョーシャの後姿、地平線にむかって伸びる道の先に待ち構えている死へ自ら戻っていくようでいたたまれなかった。本当に心底、感動できる傑作だと思う。
たましろさん 10点(2004-02-06 22:27:33)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 48件
作品の平均点 8.60点
作品の点数分布
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81122.92%
91327.08%
101633.33%
作品の標準偏差 1.51
このレビューの偏差値 56.12
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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