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潜水艦の閉鎖感、放射能の恐怖は描けてたけど、人のドラマはもうひとつだった。特にハリソンがさせた演習は、どう考えても行き過ぎで船体が壊れる結果になり、その他の選択でも間違いを犯している。あとで”すべてに意味があった”となるなら、リーアムが助けるシーンも飲み込めるけど、そういう伏線や解釈もない。後半いい人になるから、キャラクターとしては”無茶で傲慢だけど本当はいい人”?・・そもそもが人為的な事故と言えるから、滑稽にさえ感じ哀しい・・事実がそうだったってことかな?キャサリンビグローは男の監督より力強い映像を見せられる人、事実を曲げなくとも、複雑すぎるキャラクターを無理に描こうとせず、エンターテイメント性を強くして、ラストにカタルシスが得られるようにできたはず。
【ウメキチ】さん 5点(2003-11-02 11:06:04)
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