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海と毒薬 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 海と毒薬
製作国
上映時間123分
ジャンルドラマ,戦争もの,医学もの,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
太平洋戦争中に日本が行なっていた事実のひとつですね;学校の歴史の授業では教わることのない出来事で、話には聞いたことがあったけど、この映画を観て改めてショックを受けたという感じです。私も同じく、最後に医学生の戸田が言った「こんな時代の、こんな医学部にいたからやったまでだ。」のセリフが重く響いた…。あの頃の日本て、多くの人間の良心が麻痺してしまっていて、国全体が一つの過激なカルト集団みたいだったのかなと思ってしまう。原作は読んだことがないですが、遠藤周作の著作はキリスト教の思想を話の中に取り入れているのが多いようで、この映画でも「神っていうのはいるんだろうか」「神の罰が怖くないのか」といったセリフが出ていたのですが、私は少し強引にそういった思想を入れ込んでいるようで、ちょっと気になりました。あの現場の出来事を冷静に淡々と描いているところはすごく訴えられたけど、キリスト教の視点からその事件を考えてみるというところは、他の作品でもそうなのですが何となく余計な気がしてしまうんです…。生意気な意見です(^^;
kiku☆taroさん 8点(2004-03-19 18:11:19)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 6.82点
作品の点数分布
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4310.71%
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6621.43%
7621.43%
8828.57%
9310.71%
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作品の標準偏差 1.47
このレビューの偏差値 55.49
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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