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《ネタバレ》 「ナッシュ均衡」や「ゲーム理論」て経済学で習ったわ。具体的に内容は覚えてなくて、自分がちゃんと理解していたのかも疑問のところがあるんだけど、その時は「面白い考え方」だと思った覚えがあります(^^;それを考案した人が、統合失調症の障害を持っている人だったんすね。幻覚の人物に惑わされ、実物と幻覚の区別がつかなくなってしまう立場が実感できました。それを献身的に支え続けた奥さんの辛さと苦労も。。それから、実際にあんなふうに幻覚が見えるのかはわからないけど、私も「シックスセンス」みたいに「霊の姿が見える人のようだ」とだんだん思えてきて、変に想像力が豊か?な自分は、密かに、「ひょっとしたら、実際は幻覚じゃなくて霊が見えていたのでは!?」とまで思ってしまった。医者に診せたら、どうしても「病気」にされてしまうんだろうし。。それから、ふと思ったのは、大学の寮で幻覚の友人が窓から机を放り投げて壊したのは、ナッシュの作り出した妄想で、実際は、机はちゃんと残っていたということになるのかな?多重人格のように、もうひとりの自分がやっていた、ということとは違うよね。あと、音楽がどこか幻想的で、ナッシュの不思議な感覚をよりかもし出してくれていました。
【kiku☆taro】さん 8点(2005-02-25 14:40:12)
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