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《ネタバレ》 ストーリーは前2作に引き続き、戦いつつ冒険を進めていくという王道的な内容で、時間も長いし自分はちょっと退屈になってしまうところもあるんだけど、とにかく映像に圧倒され、「スッゴイ映画!」と思わずにはいられない作品です。「滅びの山」(だったか?)で、フロドが指輪に惑わされたところは、ズッコケもするけど、主人公は聖人のようなヒーローじゃなくて人間くさい弱さも持ってるんだ…とそこで初めて思い知らされたようで、自分としてはどこか共感するところも…;ちなみに、最後の戦闘での仲間たちや、フロドとサムは、ドラクエなんかだとレベルどれくらいになってるんだろう!?と、ふと考えてました(笑)それから、あんなふうに人々を惑わす指輪の魅力って何なんだろう!?とも改めて思った。やっぱり、絶対的な権力が手に入るってこと?ただし、自分の心を失って、しまいには廃人のようなゴーストになってサウロンに支配されてしまうから危険なのかな!?『はてしない物語』に出てくるアウリンみたいなものかな。ただ、1作目からそうだけど、指輪をはめると姿が消えるワケとか、あの指輪の持つ魔力のような恐ろしさが自分は最後までイマイチ分からなかった;フロドへのサムの忠誠心には感動です!でも、どうして彼はフロドに対して敬語で話して主人と家来の関係になってるんだろうってことも、そういえばよく分からん…自分が前シリーズをよく見ていないだけかな(^^;それから、リブ・タイラー演じるエルフの姫も、最後にひょっこり現れてアラゴルンと結ばれてイイとこ取りすぎだわ!(笑)いかにもな、おとぎ話のお姫様の役割って感じでそれもイイんだけど。でも、思いが結ばれなかったエウォインは、戦闘に参加してたわ!あぁ、でもとにかく、映像は本当に美しいし、あのダイナミックで激しい戦闘シーンが、戦争映画や歴史劇じゃなくて、ファンタジー映画のものだっていうのがまたスゴイ!またいつか、今度はどんな昔話やファンタジーが実写化されるのか、楽しみになってきます。
【kiku☆taro】さん 9点(2005-02-11 01:44:03)
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