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息詰まるような母親との密接した関係。長年に渡り抑圧し続けた感情を、不器用で稚拙なやり方でしか解き放てないエリカ。母に対しても、ワルターに対しても。その辺の描写がリアルで痛い。一途な愛をエリカに受け入れられず、またエリカの屈折した愛を受け入れることも出来ないワルター。愛し合う二人なのに、相容れることなく、愛が憎しみに変わっていく様は切なくてひりひりした。
【みつばちはっち】さん 10点(2003-10-07 01:42:30)
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