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ハリー・ポッターと炎のゴブレット のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ハリー・ポッターと炎のゴブレット
製作国米,英
上映時間157分
劇場公開日 2005-11-26
ジャンルアクション,アドベンチャー,ファンタジー,シリーズもの,学園もの,小説の映画化
レビュー情報
シリーズ第四作目。それが児童文学である原作そのものの売りなのかもしれないけれど、魔法学校生活の中の”たわいもない”シーンが、まどろっこしくて眠気を誘う。
プロダクションが巨費を投じるイベント映画でもあるだろうから、これでもかと様々な要素を盛り込んで尺が長くなってしまうことも仕方がないのかもしれないが、特別にファンでない者からすれば、「もっとコンパクトにしてくれよ」と正直感じてしまう。(まあ、じゃあ観るなということになるだろうけれど……)

今作では、三大魔法学校の対抗戦という、この手の物語にはよくありそうな“つなぎ”の要素がメインに描かれるため、真に迫った緊張感が無いまま、映画が展開していく。
「これは前作に比べて、ずいぶんと“子供向け”の要素がぶり返してきているな~」と眠気に耐えながら、というか途中で睡眠を挟みながら、ようやくクライマックスを迎え、そこで映画のテンションは一転した。

“ラスボス”であろうヴォルデモード卿がついに復活し、いきなりハリー・ポッターと対峙する。
公開中の最新作の予告編で登場しているこの悪役の造詣を見て、その派手さの無い”気味悪さ”がいやに印象強く残っていた。
そして、今作のクライマックスでの登場シーンはせいぜい十数分程度だが、映画の雰囲気を一変する抜群の存在感を放っていた。エンドロールで初めて知ったのだが、演じているのがレイフ・ファインズだと知って、即座に納得した。

ストーリー自体にも明確な「死」が描かれるなどしており、「ハリー・ポッター」の物語全体が終幕に向けて転じていく様には興味を掻き立てられた。
鉄腕麗人さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2011-01-04 16:24:17)
その他情報
作品のレビュー数 140件
作品の平均点 5.58点
作品の点数分布
021.43%
110.71%
200.00%
3117.86%
42014.29%
52517.86%
64230.00%
72719.29%
875.00%
953.57%
1000.00%
作品の標準偏差 1.64
このレビューの偏差値 51.57
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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