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コララインとボタンの魔女 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 コララインとボタンの魔女
製作国
上映時間100分
劇場公開日 2010-02-19
ジャンルホラー,アドベンチャー,ファンタジー,アニメ,ファミリー,小説の映画化,3D映画
レビュー情報
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の監督が新たに描き出した独特のアニメーションが印象的な作品だった。
ストーリーは極めてオーソドックスで、特に新しさや興味深いものは無い。が、それを充分に補って余りあるアニーメーションのクオリティーの高さを堪能できる映画だと思う。

外国映画を鑑賞する際、言語が理解できないのであれば、基本的に字幕で観るべきだと思っている。
ただし、アニメ映画の場合は、必ずしもそうするべきではないと思う。
特に、今作のように細やかに作り込まれたアニメーションそのものに魅力がある作品では、日本語字幕を追うことで世界観を堪能し切れなくなる。
声優経験が少ない俳優を吹替え版キャストに起用することには難色を感じるが、アニメのキャラクターたちの見せる言動をそのまま“感じる”ことが重要だと思う。

今作の場合、主人公の声を演じた榮倉奈々のパフォーマンスには、新鮮味と同時に多少たどたどしさを感じたけれど、主人公の母親&魔女役を演じた戸田恵子の声優としての技量が安定して発揮されているので、映画として安定して観られたと思う。

ティム・バートンが絡んでいないので、「ナイトメアー~」や「コープス・ブライド」のような世界観の圧倒的な深みはない。
その部分でやや物足りなさは感じたけれど、卓越したセンスに裏打ちされた完成度の高いアニメ世界を見せてくれる映画だとは思う。
鉄腕麗人さん [DVD(吹替)] 6点(2010-10-11 19:06:11)
その他情報
作品のレビュー数 43件
作品の平均点 6.74点
作品の点数分布
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4716.28%
536.98%
6613.95%
71227.91%
8920.93%
9511.63%
1012.33%
作品の標準偏差 1.64
このレビューの偏差値 47.25
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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