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十三人の刺客(1963) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 十三人の刺客(1963)
製作国
上映時間125分
ジャンルアクション,ドラマ,サスペンス,時代劇,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 先ずモノクロームの秀逸な映像美に圧倒される。静と動を極めたその映像世界に古めかしさはまったくなく、新進的な雰囲気すら感じる。往年の名俳優たちの重厚なたたずまいにも目を見張る。他の時代劇に違わず、今作も侍としての崇高な精神を発端に物語りは始まるが、今作の場合、格好良いサムライの姿を期待すると少々面食らう。ラストの泥臭い大殺陣に象徴されるように、この映画は殺し合うということの無情さ、人間の本質的な滑稽さを根本に描いていると思う。タイトルのわりには脇の人物の描き方がもう一つで期待していた群像劇としては弱いが、己の精神と精神の間でせめぎ合う侍たちのドラマは秀逸だ。
鉄腕麗人さん [DVD(邦画)] 6点(2004-04-19 12:00:15)
その他情報
作品のレビュー数 41件
作品の平均点 6.90点
作品の点数分布
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6614.63%
71229.27%
81331.71%
937.32%
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作品の標準偏差 1.34
このレビューの偏差値 44.97
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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