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大いに「矛盾」しているが、僕はこの映画が「好き」なんだと思う……。
高倉健の男気に10点 薬師丸ひろ子のアイドル性に10点 夏八木勲(夏木勲)の正義感に10点 成田三樹夫の睨みに10点 舘ひろしのどら息子ぶりに10点 三國連太郎の厭らしさに10点 松方弘樹の極道自衛隊っぷりに10点 丹波哲郎のお決まりの特別出演ぶりに10点 “手斧”のみで繰り広げる大殺陣シーンに10点 稀代のアイドルの砂浜かけっこシーン(妄想)に10点 「お父さーーーーん!」に10点 戦車隊に突っ込む決死のラストカットに10点 社会派サスペンス巨編!+アイドル映画!+任侠映画!+自衛隊アクション映画! 全部が混じり合って、見事に“相殺”しあって、結果「0点」! いやあ、見事だ。 これは決して「皮肉」ではなく、ここまでのものを見せるのであれば、“映画作品”として最低点だとしても、「見事」としか言いようがない。 もはや何のかんのと難癖つけることも無粋。 問答無用の「ザ・角川映画」の超大作を目の当たりにして、最高点か最低点のどちらかを付けて終わり! それがこの映画に対する礼儀だ。 というわけで、いくらでも点数の付けようはあるのだけれど、「敬意」を込めての最低点! 【鉄腕麗人】さん [インターネット(字幕)] 0点(2013-10-10 00:28:57)
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