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シリーズ6作目。 藩の取り潰しを恐れた隼人正が幕府に反乱を起こす。幕府としては泰平の世を維持するため、藩に膨大な財力を持たせない目的の参勤交代礼。隼人正としては藩の貧しい人々を思った結果の行動。正義と悪がいるわけじゃない。敵と、そうでないものがいるだけ。十兵衛もまた然り。世の中はいつの日も矛盾だらけである。 終盤に進むにつれ隼人正が悪者になっていくのは残念だったが、単なるシリーズの1本ではない、深みのある物語であった。
【紅蓮天国】さん 7点(2003-12-18 16:25:38)
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