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《ネタバレ》 一番好きな「ランボー」が帰ってきた。噂では相当グロいと聞いていたが、銃撃によって体が吹っ飛ぶのは当たり前の事であって、そういう表現を使うことによって内戦の悲惨さが伝わってくるので全然良かったと思う。ただ、冒頭の面白半分の虐殺だけは精神的にきつかった。近年のアクション映画には登場するだけでワクワクするといったヒーローがいない、ランボーが弓矢を持って現れたシーンの興奮は此処数年無かったものである。兎に角ランボーが強すぎて残酷なシーンなのに笑みさえ出てしまうのである。脇役ではバレットという50口径の狙撃銃を持った”スクールボーイ”が光っていた。ランボーにしては機関銃(此れも多分同じ50口径)を乱射しただけで終わってしまったり、そのせいか80分という短さで「もっと見たい!」という欲求が残ったのが唯一の不満であった。結局、スタローンは「ロッキー」と「ランボー」という2大ヒット映画の原点に戻ったという事だ。それに気付くまで随分遠回りしたように感じる、そこがまたスタローンらしい所ではあるが。
【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-15 10:33:28)
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