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スコセッシ監督と言えば、一昔前までは当然デ・ニーロとなる所ですが、近年はそのデ・ニーロ推薦のレオ様(古い??)を起用することが多いですね。レオ様と言うと、どうしても甘いイメージがあって、スコセッシ作品から最近遠ざかっていたのですが、結構イイ役者になっていてビックリ!今後に期待したい所です。しかし今作に関して言えば、予想していたとはいえ、ジャック・ニコルソンが凄すぎるわ、何なんでしょうかこのオヤジは。シャイニングの頃からキレっぷりには定評のある?ニコルソンですが、今作でもイイ味出しちゃってますね。酒・オンナ・ヤク・殺しだけに生きている、まさに怪物のコステロを熱演です。このオヤジが放つ、いつキレて暴れ始めるか分からない妖しくヤバい雰囲気は独特のものですね、哀愁を感じさせるとかならデ・ニーロやアル・パチーノかと思うけど、この雰囲気、言い換えれば野獣性みたいなのを出せるのは、やはりジャック・ニコルソン!食事のシーンで切れた「手」を持つシーンや両手・全身を血に染めて普通には話しているシーンは鳥肌ものです!映画全体はストーリー的に出来すぎの部分が多分にありますが、楽しめたし、上述の強烈なアク&クセある演技のニコルソンも含めてこの点数→
【ペリエ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-07-13 11:32:16)
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