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男が女を愛する時(1994) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 男が女を愛する時(1994)
製作国
上映時間125分
ジャンルドラマ,ラブストーリー
レビュー情報
アルコール依存症だけではなく、何らかの「病」、特に精神的なものを扱うときは患者をどのように描くかが難しいところ。同情的に描くのは当然だし、観る側もその前提で観ているが、必要以上に患者に肩入れしバランス感覚を失った結果、患者側が正しく、健常者側が誤っているかのように描かれたりすると耐えられない映画になってしまうところです。
この映画も妻はアルコール依存症で、妻の側の苦悩や主張のみが展開されたら、妻は身勝手で、さらにアルコール依存症という病気に甘えているかのように映ってしまったかもしれない。だが、妻がいきなり依存症になってしまい、さらには別れを告げられる夫の苦悩や困惑ぶりも充分に描かれていて、映画としてバランスを保つことができたていたと思う。一般的な尺度からすれば夫は理想に近い夫の役割をしてきたが、一般論だけではうまくいかない夫婦関係や、相手を大切に思うとはどういうことなのかを描いた傑作です。
ペリエさん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-01 20:32:08)
その他情報
作品のレビュー数 33件
作品の平均点 6.15点
作品の点数分布
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100.00%
239.09%
300.00%
426.06%
5721.21%
6824.24%
7412.12%
8412.12%
9412.12%
1013.03%
作品の標準偏差 2.02
このレビューの偏差値 57.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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