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マルタの鷹(1941) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 マルタの鷹(1941)
製作国
上映時間101分
劇場公開日 1951-01-26
ジャンルサスペンス,モノクロ映画,犯罪もの,ミステリー,ハードボイルド,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 どれだけ多くの男がボギーに憧れ挫折していったことだろう、私のように(笑)それ位ボギーはかっこ良く、ハードボイルド映画の傑作と言えます。ボギー扮するサム・スペードは境界線上の人間で、善とも悪とも言えない中間に位置し、決して正義を振りかざすことはない。冷静に見ると悪人顔のボギーには、まさにはまり役です。殺人の罪をウィルマー?(名前が間違ってるかも)に被せるシーンでの悪そうな笑みなどを見ると、ボギーが一番怖かったりします。しかしそれだけではハードボイルドとは言えない、決める所では決めて、はじめて画になるってものです。「相棒が殺されたこと位で、なんで私を許してくれないの?」そんな疑問を持つ彼女に向かって一言、「相棒が殺されたら男は黙っちゃいない」と言い放つボギー、か・かっこよ過ぎです!そうでなくちゃいけません。けど、この映画で一番印象に残ったのはラストシーン、「(鉛の鷹を持ちながら)やけに重いな」と言う警官に一言、「夢が詰まっているのさ」とボギー・・・シビレました!解ってくれるかボギーという感じです。
ペリエさん [DVD(字幕)] 10点(2005-05-07 16:57:37)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 34件
作品の平均点 6.32点
作品の点数分布
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325.88%
438.82%
5617.65%
6514.71%
71132.35%
8411.76%
925.88%
1012.94%
作品の標準偏差 1.66
このレビューの偏差値 63.38
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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