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白バラの祈り/ゾフィー・ショル、最期の日々 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 白バラの祈り/ゾフィー・ショル、最期の日々
製作国
上映時間121分
劇場公開日 2005-01-14
ジャンルドラマ,戦争もの,実話もの
レビュー情報
《ネタバレ》 主役のゾフィーの演技で印象に残った点が2つあります。 すぐに死刑が実行されることを知ったゾフィーが崩れ落ちながら激しく嗚咽したシーンと、もう1つはナチの取調官に涙を見られて、「両親に別れを告げていたから泣いていたのだ」といい訳したシーン。これは死ぬのが怖いから泣いているわけではない、ということをナチに示したかったのでしょう。 本当は死ぬのはとても怖いけどそれ以上にナチに対する憎悪の強さを印象付けるシーンでした。 個人的には、すぐに人の話をさえぎるナチの裁判官が一番むかつきました。ちゃんと被告人の話を最後まで聞きなさい! ゾフィーが最後に言った捨て台詞「今度裁かれるのはアンタよ」 この言葉には大いに共感しました。 だけど人間はこんなに強いものでしょうか? 私だったら泣きながら土下座して許してくれとナチに命乞いをするでしょうね(笑)  そして死刑を言い渡された時点で気絶するかと思います。 ───────── 映画のシーンとは関係がありませんがミュンヘン大学に今でも残る「白バラ」の記念碑をみたとき、不覚にも涙が出そうになりました・・。 最後に女性看守の計らいで、処刑される直前に3人が1本のタバコをまわしあいながら笑顔で吸いあったシーンが強く印象に残りました。 そしてもう一言・・・。 「正義」は最後には勝つ、と言いますが、3人は死んだのです。彼らだけではなく大勢の人間が死にました。戦争というものには敗者は存在しますが、勝者など存在しないのです!
花守湖さん [DVD(字幕)] 9点(2006-11-03 20:32:48)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 31件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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313.23%
426.45%
539.68%
639.68%
71135.48%
8412.90%
9619.35%
1013.23%
作品の標準偏差 1.67
このレビューの偏差値 57.21
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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