Menu
 > 作品
 > リ行
 > リーピング
 > 花守湖さんのレビュー
リーピング のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 リーピング
製作国
上映時間96分
劇場公開日 2007-05-19
ジャンルホラー,サスペンス,オカルト映画
レビュー情報
《ネタバレ》 信仰を失った人間が再び信仰を取り戻すまでを描いたホラー系ヒューマンドラマという新ジャンルの物語なので必見です。主役のヒラリースワンクは宣教師でしたが信仰を失い、売れっ子科学者にとらばーゆしました。それがいかにもB級っぽくて逆に好感が持てます。しかし悪魔崇拝者たちが超能力少女を殺す手段として、なぜヒラリーをスカウトしたのか分かりにくい。結論からいうと超能力少女は悪魔ではなくて天使でした。つまり神です。神を殺せるのは神に仕える聖職者だけだそうです。聖職者には宣教師も含まれるのでしょう。しかも現役の宣教師じゃなくて引退した元宣教師でも神を殺せるようです。だから悪魔崇拝者たちは元宣教師の彼女を村に招いて、神の化身である女の子を殺させようとした。彼女は信仰を失っており、すでに神を信じなくなっていたので神を殺すのに好都合だという理由もあります。そういう事情でヒラリーは村にスカウトされたのだと思います。不思議なのは悪魔崇拝者たちです。なぜ彼らは神の情報にそんなに詳しいのか?広辞苑に「神の殺し方」についてのっていたのでしょうか。いずれにせよ悪魔崇拝者が神の化身の少女と対決したとしても、ゴミクズのように殺されていたでしょう。少女の強さは尋常ではありませんでした。ラストはスピルバーグの「宇宙戦争」を彷彿させるかのように人間が一瞬のうちに灰になってしまう。だけどいなごの大群に窒息死させられるよりはマシな死に方かもしれません。だから最初から少女には近づかないほうがいいと言ったはずです!攻撃をしなければ少女のほうから害を加えることはなかったはずです。悪魔崇拝者たちは神の殺した方を覚えるよりも、さわらぬ神にたたりなし、という言葉を覚えるべきでした。こうして元宣教師は神の力をみて再び信仰を取り戻しました。めでたし。めでたし。

花守湖さん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-17 20:09:58)
その他情報
作品のレビュー数 42件
作品の平均点 5.24点
作品の点数分布
000.00%
112.38%
237.14%
349.52%
4511.90%
5716.67%
61330.95%
7614.29%
824.76%
900.00%
1012.38%
作品の標準偏差 1.84
このレビューの偏差値 52.26
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
リーピングのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS