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IRAも警察もどっちもどっちだ。 憎しみが憎しみを生み、途方もなく憎しみの渦が広がっていく。 たしかにこの映画は父子の愛情の物語と言えなくも無いが、私には愛情以上に醜い憎しみだけがクローズアップされただけの映画に思えた。 それに巻き込まれた父子も、結局は憎しみの輪の中で踊らされることになる。 父は死んだ。 子供は一生警察や政治を憎みながら戦い続けるのだろうか? 人を憎む、そればかりが目に付いたが、本当は歴史を憎むべきであり、それをどうやって変えていくかということを考える必要があるのではないか。
【花守湖】さん 7点(2004-07-18 21:22:12)
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