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デッドマン・ウォーキング のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 デッドマン・ウォーキング
製作国
上映時間123分
劇場公開日 1996-08-03
ジャンルドラマ,刑務所もの
レビュー情報
《ネタバレ》 死刑問題について考えさせられる作品。彼女がシスターであるからこそ、死刑について新しいアプローチの仕方が生まれたんだとも思う。「彼はモンスターだ。」と死刑執行を切に願う遺族たち、それに真摯に耳を傾けて涙を流す姿。また白人至上主義を謳う死刑囚にやさしく愛というものを思い出させ、家族と再び一緒につなげていく。さらに周りの目が冷たくなっているのを感じながらも、一人の人間に対して真実の告白をやんわりと促し、「これで人間の誇りをもって死ねる、あなたは神の子だ。」と最後にきちっと彼に人間的な姿を再生させる彼女の何ともいえない魅力に引き込まれた(彼女自身の葛藤も見逃せないが)。
これらの演技をスーザン・サランドン、ショーン・ペンと実力派の俳優が演じていたことで、脚本の素晴らしさをそのままフィルムに残すことができたと思う。あと印象に残るセリフが多かった。「死ぬ時になって初めて愛を知った。愛をありがとう。」なんて…
最後にひとつ、どうして彼は彼女に救いの手紙を送ってきたのか、そのきっかけだけ知りたかった。
ブッチ・ハーモンさん 8点(2003-12-30 22:02:41)
その他情報
作品のレビュー数 178件
作品の平均点 6.77点
作品の点数分布
000.00%
110.56%
221.12%
342.25%
495.06%
51910.67%
64022.47%
74123.03%
83217.98%
92614.61%
1042.25%
作品の標準偏差 1.69
このレビューの偏差値 54.30
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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