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翼よ!あれが巴里の灯だ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 翼よ!あれが巴里の灯だ
製作国
上映時間138分
ジャンルドラマ,アドベンチャー,実話もの,伝記もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ニューヨークからパリまでの飛行に初成功したリンドバーグの話なんですが、離陸前と後で話の雰囲気が全然違います。前半は、飛行技術に自信のあるリンドバーグが大西洋横断飛行への意欲と熱意を出資者に伝え、小さな航空機工場でみんなが力を合わせて航空機を作るという、ワクワクする展開。そうしてニューヨークの空港をなんとか飛び立つのですが、一人で飛行をはじめて4時間後くらいから単調になってしまいます。ワイルダーのコメディセンスはなりを潜め、ただひたすら睡魔と格闘し、ぼーっとすることによって起こるトラブルになんとか(運良く)対処するというもの。そもそも睡魔が襲ってくる原因は、彼自身がびびって飛行前の大切な24時間を不眠で過ごしたためという、アホさかげん。最後には「神様ぁ~」だし。こんなんで太平洋横断に成功したんだから、それまで失敗して命を落としてきた6人のパイロットはさぞや悔しいでしょう。そうそう、寝てしまったリンドバーグの目を覚まさせたものは、ハエと鏡に反射した光でした。この光が目にあたり、まぶしくて覚醒するのですが、同じようなシーンが『情婦』にありました。老弁護士が依頼人にウソがないか確認するときに、依頼人の目に光を当てていましたね。あれあれ、アレと同じです。画的には。後半の見どころはそれくらいだったなぁ~。う~ん、残念。
元みかんさん 4点(2003-11-04 19:27:57)
その他情報
作品のレビュー数 28件
作品の平均点 6.32点
作品の点数分布
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6621.43%
7828.57%
8310.71%
927.14%
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作品の標準偏差 1.34
このレビューの偏差値 37.03
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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