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《ネタバレ》 なんだかビリー・ワイルダーテイストだなって思って観ていたら、脚本をI・A・L・ダイアモンドがやっていたんですね。不倫をしている(と思い込まされている)女の子の自殺シーンからはじまるなんて、ホントにワイルダーっぽいです(笑)。皆さんも仰っていますが、この映画の魅力はゴールディの頑張りぶりでしょうか。彼女の妙ちきりんな正義感、お節介ぶりがうまーーくストーリーをかき回しています。本当にこんな子がいたら、迷惑なんですがね。ついつい妻(←いないけれど 笑)の立場から考えてしまうのです。もし私が妻だったら、離婚間近の旦那の愛人なんて会いたくなんかないんだけれどなぁ。それを「会わせろ!」と言い切る彼女の若さ(図々しさ)に頭が下がります。この訳のわからない理論をマッソー歯医者は可愛いと感じたのでしょうか。ところで、ゴールディに黒いミンクのストールは似合わないでしょう。はじめからバーグマンのために用意されたような衣装です。どっちかといえば、マッソーはゴールディに白いストールを贈って、それをバーグマンが譲り受けて似合わないストールを身につけているというほうがコメディっぽいんだけれどなぁって思ってしまいました。全体的にゴールディの衣装は原色いっぱいでかわいかったんだけれど、バーグマンのほうは微妙でしたね。もうちょっと上品な装いをしてもらいたかったような気がします。
【元みかん】さん 7点(2004-04-03 21:51:12)(良:1票)
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