Menu
 > 作品
 > リ行
 > 掠奪された七人の花嫁
 > 元みかんさんのレビュー
掠奪された七人の花嫁 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 掠奪された七人の花嫁
製作国
上映時間102分
劇場公開日 1954-10-06
ジャンルコメディ,アドベンチャー,ウエスタン,ミュージカル,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 『裏窓』の看護婦、セルマ・リッターが言っています。「男と女が出会ったらパンと結婚すること」と。J・スチュアートに諭す場面ですね。そーなんです、それをミュージカルで具現化したのが、この『掠奪された七人の花嫁』。町に出てきたハワード・キールは、“キレイだけど細くなく、優しい目をしているけれど太くない”料理上手で働き者の花嫁を探すのです。しかも大男の彼が歌いながら(笑)。で、目に留まったのがジェーン・パウエル。彼女もハワード・キールに一目惚れしますが、彼が目の前に現れたとたんに、
配っていた料理をお客さんにこぼしてしまいます。なんてわかりやすいんでしょう(笑)。一方のハワード・キールも乳搾りをしている彼女にすぐプロポーズ。もう、この時点でやられました。がさつな弟たちも、彼女に教育されて女の子を意識しはじめます。西部は女一人に男十人が群がるという需要過多。町の男とポンティピー兄弟はダンスでバトルし、喧嘩を避けるように努力するところなんか、なんともいじらしい。でも結局、さらっちゃうんですね。町の女を。ローマ人の歴史にならって。はじめは嫌がっていた6人の女の子も彼らが好きになり、今度は町に帰りたくないという。彼らを意識しはじめる時の6人のダンスも愛らしい。ペティコート姿で踊るんです。かわいい。子供が生まれた後、ハワード・キールがジェーン・パウエルに愛を語る場面は、ちょっと胸にじ~んときますしね~。登場人物の動きがコミカルで、とっても楽しいミュージカルに仕上がっております。ただ、邦題は間違い。“掠奪された”のは6人の女であって、ミリーは自らやってきます。まっ、多少だましうちのところはありますが、それくらいは大目に見てあげましょう(笑)。
元みかんさん 7点(2003-12-07 03:57:12)
その他情報
作品のレビュー数 13件
作品の平均点 6.46点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
317.69%
400.00%
517.69%
6538.46%
7323.08%
8215.38%
917.69%
1000.00%
作品の標準偏差 1.45
このレビューの偏差値 52.57
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
掠奪された七人の花嫁のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS