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《ネタバレ》 トム・ハンクスの大型本屋も、メグ・ライアンのちっちゃな絵本専門本屋も、両方ともとっても魅力的です。今の私は、トムの本屋に行っちゃうのでしょうが、子供を連れていくのはきっとメグちゃんの本屋さんでしょう。親の代からの馴染みの店といえば、私にとっては「たこ焼き屋」しかありませんが(うちの母が高校時代から通っている 笑)、そこのおばちゃんが子供の頃からかわいがってくれていました。たこ焼きを買いに行く度にヤクルトをくれて(笑)。イメージ的に、メグちゃんの本屋さんってそんな感じなんです。だから最終的に店を畳まなくてはいけなくなって、最後に店と別れを惜しむメグちゃんは本当に切なかったです。で、肝心のメールのやりとりで恋心が芽生えるという点について。メールに、トムの本心がよく出ていますよね。社会生活(大型店経営者の御曹司)の立場の中で武装しなくてはいけなくなっている彼の良心が、メールに現れていて好感が持てました。ああいう風に励まされたら、自然と心も和んでしまいますよね。なにかにつけ『ゴッドファーザー』に例えるというのは、男っぽいといいますか(笑)。『「めぐり逢えたら」』でも、女性は『めぐり逢い』を、男性は『特攻大作戦』を崇拝していますね。こういう映画の中に映画があるのって、とっても好きです。それだけで、二重に映画を楽しめるような気がしますから。豪華クルーザーで生活する、結婚離婚を繰り返しているトムのお父さん(フォックス書店の会長さんかな)が、とてもいい味を出していました♪
【元みかん】さん 7点(2004-01-21 05:07:12)
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