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黄色いロールスロイスの持ち主を巡るオムニバス映画。3つのストーリーで構成され、それぞれヒロインが大物そろいです。第1話がジャンヌ・モロー。相変わらずのへの字口だけれど、かなりキレイです。第2話がシャーリー・マクレーン。イタリアンマフィアの情婦という役がかなりお似合いでした。そして最後の第3話がイングリッド・バーグマン。かなりデカイ女性です。すごく逞しくて、運転とかむちゃくちゃで(笑)。三者三様のストーリーが楽しめます。その中で一番お気に入りなのが、第2話のシャーリー・マクレーンの話。思ったまんまを口に出す子どものようなシャーリー・マクレーンがホントにかわいい。そんな彼女がイタリアで出逢う軽薄な男性をアラン・ドロンがやっています。そして、ちょっと切ない結末。短いお話の中に、女性の変化が現れていて、とても味のあるお話になっています。この映画は、できれば3人の女優のキャラを知ったうえでみると、より楽しめますね。私自身、1回目に観たときは、バーグマンくらいしか認識できていない状態でした。それが、2回目、3回目とみる度に女優さんの認識度がアップして、あまりにも「らしい」人物設定にとっても楽しめるようになりました。
【元みかん】さん 8点(2004-11-29 23:59:08)(良:1票)
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