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ドクトル・ジバゴ(1965) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ドクトル・ジバゴ(1965)
製作国米,伊
上映時間197分
劇場公開日 1966-06-11
ジャンルドラマ,ラブストーリー,戦争もの,医学もの,歴史もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 「いーじゃんこれ。すぐ死んだ母がバラライカの名手だったらしくてさ、形見のバラライカってのをずーっと持ち歩いてんだけど、ユーリ・ジバゴ本人は、バラライカちっとも弾けないんだよ。で、ラーラとの間にできた娘がその才能を受け継いでんの。バラライカの目から見たら、ユーリってまったくの役立たずなんだよね」
「バラライカの目から見ないでしょ、フツー。それに、遺伝子の中継者として役立ってるってことじゃない」
「そうそう。でもって彼、詩人だとかいうことになってんだけど、映画の中で全然詩ぃ読んだりしてないし、医学生だったころから興味の対象はアメーバかなんかの生態の研究だったりして、臨床医としてはまったく無能なんだよね。詩人だが医者だか知らんけど、ジバゴってまったく世の中の役に立たない奴なんだよ」
「そんなことないよ、ちゃんと戦場できびきび治療してたよ。ラーラだって彼の働く姿見て惚れたようなところあるわけでしょう?」
「でさあ、この物語も、圧倒的に彼の目から見た彼の物語なんだけど、書いてるのは彼じゃないんだよね。途中で死んじゃってるし。書いたのは彼の腹違いの兄さんなんだよ。KGBの。姪っ子に語り聞かせようとしてさ」
「KGBだった?どうでもいいけど、君、全然人の話し聞いてないね。語り部は確かにあの兄さんだけど」
「そうなんだよ。つまり、女は才能を受け継ぎ、男はそれを記録するって話だね」
「知りません」
伯抄さん 9点(2004-11-28 22:27:43)(笑:1票)
その他情報
作品のレビュー数 64件
作品の平均点 7.17点
作品の点数分布
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1057.81%
作品の標準偏差 1.58
このレビューの偏差値 57.35
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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