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宇宙戦争、宇宙水爆戦など、この頃の初期SF映画は結構面白い。今作もロケットのデザイン、その発進方法、また津波に襲われる都市などかなり良い出来で、見ていて楽しい。しかし、やはり見落とすことができないのは、ロケット搭乗員にマイノリティが一人もいないという、当時のアメリカ社会の持つ閉鎖性である。後世の人間が何を言っても仕方のないことかもしれないが、1951年にこのような映画を作ることができたアメリカの豊かさの裏には、そのような当時の社会が厳然と存在していたことを、忘れてはならないと思う。
【Gloria】さん 3点(2004-02-04 05:10:02)
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