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原作に比べて底の浅い映画だった。原作には「力こそ正義」というアメリカの態度に対する批判が込められていたし、アメリカに全てを奪われてテロリストになった人間の苦しみも描かれていた。特に、再選されないことを覚悟しての大統領の真摯な演説が感動的だった。この映画の製作者は原作の精神を分かっていなかったのか、それとも分かっていて無視したのか。いずれにせよ、原作とはまるで違う単純なヒーロー物になっていたのが非常に残念だった。
【洟垂れ】さん 3点(2003-06-05 18:25:51)(良:1票)
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