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想像どおりの出来栄え。観終わったら、アレもこれも変で、突込みどころは満載だけど、カーペンター監督らしさがそこかしこに見えて、飽きさせない。にしても、カーペンター監督は良くこんな映画撮ったな。古い西部劇を未来の火星に置き換えるとは・・・。だって、火星の先住民の霊が入植者を駆逐しようとする話だよ。憑依された人々のファッションにアメリカ先住民の意匠もチラチラ見受けられるし。砂漠の町、炭鉱、保安官ではないけど警察による囚人護送、みな西部劇のイメージでしょ。決定的なのが、列車とゆう交通手段。未来の火星に飛行機がないはずないのにね。社会派の匂いが少しするけど「ゼイリブ」みたいにこの監督は何にも考えてないでしょう。弾丸ばらまき大量殺戮映画は一時ゾンビものに受け継がれていたので、その手が好きな人には、たまらない映画。
【みやひろ】さん 6点(2003-12-27 02:33:49)(良:1票)
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