タイトル名	マッチポイント
製作国	英,米,ルクセンブルグ
上映時間	124分
劇場公開日	2006-08-19
ジャンル	ドラマ,サスペンス,犯罪もの,ロマンス

《ネタバレ》　ひと言で片付けるなら、現代版「重罪と軽罪」といった感じ。おおよそのストーリーはほぼ一緒。ただ「重罪と軽罪」が「人生の不公平さ」「諦めと無常観」を描いたのに対し、本作は“運”ということを強調していて、それをテニスにおける「Luck」と掛けて人生を描いている。タイトルの由来は安易だが、うまくまとまってはいる。最後のオチは「ほう、そっちを使ったか」と、まずまずの出来。また、「あのウディ･アレンがロンドンで撮った！」ということで話題になったが、それほどロンドンっぽさが出ているわけではない。さしものアレンもNYほどロンドンを知らないのは当然といったところか。いつものように配役、キャスティングはさすがにうまい。どの俳優もその役とまったく違和感なし。関係ないが、本作におけるスカーレット･ヨハンソンは確かに艶かしく、魅力的でエロティック。ときおり「瀬戸朝香にそっくり！」と思ったのが意外な発見だった。

作品のレビュー数	68件
作品の平均点	6.44点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 1 1.47％ 2 1 1.47％ 3 1 1.47％ 4 4 5.88％ 5 10 14.71％ 6 14 20.59％ 7 20 29.41％ 8 12 17.65％ 9 4 5.88％ 10 1 1.47％
作品の標準偏差	1.64
このレビューの偏差値	48.36 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値