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メリー・ポピンズ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 メリー・ポピンズ
製作国
上映時間140分
劇場公開日 1965-12-18
ジャンルドラマ,コメディ,ファンタジー,アニメ,ミュージカル,シリーズもの,ファミリー,小説の映画化
レビュー情報
たとえば日本でも「泳げタイヤキ君」のように、表は子供向けだが、裏側は大人社会を皮肉ったり、現実を憂うダブル・ミーニング的なモノはある。既に他の方々が指摘されてるように、本作も裏の意味として大人社会のみならず、イギリスの階級制度を同時に皮肉ってる。それをオーストラリア生まれのトラヴァースが描いている点がまず面白い。加えて、日本のそうした作品群が、いたずらに悲観的だったり、斜に構えて世間を見渡すことだけに終始するのに比べて、原作者トラヴァースは、なんだかんだと嘆きつつも、最後の最後では「この世の善、人間の善性」を心のどこかで信じているように思う。それがメリーポピンズの、現実離れしているが、見る者を最後にハート・ウォーミングにさせる力となってる気がする。もちろん、歌やダンス、特撮技術は目を見張るものがあるし、それだけで普遍的な価値を持つ作品だが、実はそれだけではない、奥が深い、メッセージ性にも富んでいる。Spit Spot!
給食係さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-17 15:38:38)
その他情報
作品のレビュー数 101件
作品の平均点 7.65点
作品の点数分布
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310.99%
443.96%
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687.92%
71918.81%
82019.80%
91716.83%
102019.80%
作品の標準偏差 1.82
このレビューの偏差値 51.05
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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