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ブレードランナー/ファイナル・カット のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ブレードランナー/ファイナル・カット
製作国
上映時間117分
劇場公開日 2007-11-17
ジャンルアクション,サスペンス,SF,シリーズもの,犯罪もの,刑事もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 今更ながら思うが、初めのラドカンパニーの緑色のロゴから、エンドロールでヴァンゲリスのテーマが終わるまで117分が全てパーフェクトな作品。これを見返すと最近のSFがいかに頑張ってないかが分かる。レプリ側の心情で観ると本当にやるせないし、彼等の反乱は同情にも値すると思うし、命の恩人でもあるレーチェルに恋するデッカードもまた、ブレードランナーという職業に反乱を起こした事実を仕方ないと思えてしまう。タイレル社長の殺される時の流血、夢の中のユニコーン等、残して欲しい所は全てあったし、25年経って名作は伝説になったのだなと実感した。何より映像が物凄く綺麗になっていて、美術や特撮を行ったスタッフも本当に報われている。どことなく機械的な動きをするハリソン・フォードも実はレプリだったデッカードを熱演。その他ルドガー・ハウアー、ショーン・ヤング、ダリル・ハンナも素晴らしい。スシマスターのロバート岡崎の「分かってくださいよー」の逆ギレ具合も何度観てもご愛嬌。ワークプリントで観る事ができる盛り付けの黒海老は、ボリュームがあって確かに2つで十分だが「ブレードランナー」という壮大なSFオペラは何百回見返しても新たな感動があり、これで十分という天井が無い。15,000円出す価値はあります。
まさかずきゅーぶりっくさん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-06 18:10:15)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 90件
作品の平均点 7.62点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
211.11%
300.00%
433.33%
51314.44%
688.89%
71820.00%
81213.33%
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102224.44%
作品の標準偏差 1.94
このレビューの偏差値 53.66
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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