Menu
 > 作品
 > テ行
 > 天使と悪魔
 > まさかずきゅーぶりっくさんのレビュー
天使と悪魔 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 天使と悪魔
製作国米,伊
上映時間138分
劇場公開日 2009-05-15
ジャンルドラマ,サスペンス,アドベンチャー,シリーズもの,犯罪もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ロンとトムのタッグは「スプラッシュ」「アポロ13」「ダ・ヴィンチ・コード」に続き4度目。さすがに息がピッタリ。監督がトムに演技を任せきってる感じが伝わり、トムもそれに見事に応えてる。さすがだなって感じです。他にもラングドン役に手を挙げた役者が沢山いたみたいですが、ロンがトムを選んだのは様々な要因でしょうね。演技力、性格、ネームバリュー。全てにおいてトムが最もパーフェクトなのでしょう。

この映画を一言で言えば「ダ・ヴィンチ・コードよりスリリングで無神論者でも実にわかりやすい展開」。前作は正直難しい部分も結構ありました。油断すると置いてかれる感じも・・・。でも本作は、基本的に「宗教対科学」の構図。これだけ忘れなければスンナリいきます。バチカンの4人の偉い方が誘拐されるんですが、1時間毎に狙われるそれを阻止しようと駆け巡る様子はなかなかに手に汗握ります。あとあまり映画内の専門的な用語とかにとらわれないほうがいいかも。あくまで映画ですから、肩肘張らずに楽しむものかも!反物質とか科学の象徴って事なのでしょうが、そこまで関係もないですから。

前作より随分アクション要素が強くまさに映画向きな内容。説教くさかったり宗教色が強すぎたりという作品は生理的に2度見たいと思いませんが、これは中盤~終盤に向けてどんどん盛り上がっていくのでエンターテイメント色が強いです。あと犯人めちゃくちゃ銃の腕がよく強い!だからこそ余計にハラハラドキドキです。

ますます円熟味を増したトムは勿論、他の出演者さんも皆好演してます。アイェレット・ゾラーやステラン・スカルスガルド、アーミン・ミューラー=スタール。その他にも度重なるラングドンの危機に手を差し伸べる部下役の方たちが皆さんいい演技してました。

ここ数年のトムの出演作の中で最も面白んじゃないでしょうか?中だるみがないしドキドキの展開が次々とやってきます。私は字幕版で見ましたが、吹替版もまた内容に集中できていいかもしれません!

これだけキャリアがありながら決して続編モノには出なかったトムが本作に出たのは、それだけこのラングドンというキャラや世界観を気に入ってるのでしょうね。エンディングテーマで「ダ・ヴィンチ・コード」と同じものが流れ、鳥肌がザザっと立ちました。幕が開いて新教皇が広場に集まった国民に祝福されるラストシーン、なぜか泣きそうになりました。
まさかずきゅーぶりっくさん [映画館(字幕)] 7点(2009-05-16 21:46:32)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 107件
作品の平均点 5.95点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
332.80%
41110.28%
52624.30%
62826.17%
72725.23%
81110.28%
910.93%
1000.00%
作品の標準偏差 1.29
このレビューの偏差値 56.34
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
天使と悪魔のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS