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恐怖と欲望 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 恐怖と欲望
製作国
上映時間62分
ジャンルドラマ,戦争もの,モノクロ映画
レビュー情報
この作品は、今では文献的な価値しかないかもしれませんが、
これがあったから「非情の罠」が作られ、それがあったから
「現金に体を張れ」が作られ、それを見たカークダグラスが
「突撃」に引っ張り、3年後に「スパルタカス」を監督させ
その後の巨匠の階段をかけ上がっていったと考えると
感慨深い作品となる1作です。

脚本はイマイチですがそれでもキューブリックらしい粗削りで
挑戦的な演出も見られ、飽きさせないカメラワークはファンなら
非常に嬉しくなります。

「非情の罠」でマフィアのボスを演じたフランク・シルヴェラの
別の顔が見られたこと、初期のキューブリック作品には欠かせない
ジェラルド・フリードのけたたましいBGMなど、若干24歳の
キューブリックのたぎる熱意を感じる一作です。

高崎の映画館で期間限定上演された際に見に行きましたが、私含め
場内6~7人でしたが皆さんマニアって感じでしたが満足そうに
劇場を後にされてたのが印象的でした(笑)
まさかずきゅーぶりっくさん [映画館(字幕)] 6点(2021-01-16 17:32:10)
その他情報
作品のレビュー数 7件
作品の平均点 4.57点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.40
このレビューの偏差値 57.29
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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