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白痴(1951) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 白痴(1951)
製作国
上映時間166分
劇場公開日 1951-05-23
ジャンルドラマ,モノクロ映画,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 原節子さんの物凄い存在感と演技力、白痴を演じた森雅之さんの上手さに加え、ギラギラしている三船先生に久我美子さんと、4人それぞれが役になりきっていてとても良かったです。しかも166分という長編(それでも大分カットされているが)でありながら、まとまりのあるシナリオに助けられ一気に見せる力のある作品です。黒澤監督らしくないメロドラマではありますが、白痴の主人公の純粋さゆえに振り回される恋と人間模様が痛かったです。やはり人間は、純粋なだけではない、ずる賢い部分もあってこそなのかなと思いました。でもあのラスト、何も殺さなくても、とちょっと引きました。しかも殺したお前も死んじゃうのかよと。勿論悪意は無いのに結果振り回した主人公は悪化したものの生きているなんて何とも不条理だなあとか少し嫌な気分になりました。この作品の千秋実さんは失恋王ですね、何だか親近感を覚えました。
まさかずきゅーぶりっくさん [DVD(邦画)] 7点(2006-08-15 00:34:59)(笑:1票)
その他情報
作品のレビュー数 32件
作品の平均点 6.12点
作品の点数分布
000.00%
113.12%
200.00%
339.38%
4515.62%
539.38%
6515.62%
7618.75%
839.38%
9515.62%
1013.12%
作品の標準偏差 2.19
このレビューの偏差値 51.82
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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