| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 玉手箱から出てくるいろんなお話の数々、観ていて素直に楽しい。
それぞれのエピソードの画作りがティム・バートンらしく、それぞれに雰囲気を持っている。 この辺りは、「シザーハンズ」を想起させる。 人は、時にエピソードをそれなりにデフォルメして語ることがある。 主人公の父は正にそのタイプの人間だ。 少し、話を誇張して息子や周りの人達を楽しませようとするサービス精神旺盛な人物なのだ。 そして、観客は、最後にエピソードの数々が、決して真っ赤な嘘の羅列ではないことを、目の当たりにする。 彼は少しだけ、尾ひれを付けたり誇張しているだけなのだと言うことを。 ただ大嘘も中には含まれていて、主人公が生まれたときのエピソードもその一つ。 けれども医者が語る本当のエピソードの方が、実は、感動的であったりする所が心憎い。 素敵な大人のファンタジーでした。 【あむ】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-12-14 00:25:29)(良:1票)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |