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曲がれ!スプーン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 曲がれ!スプーン
製作国
上映時間106分
劇場公開日 2009-11-21
ジャンルコメディ,ファンタジー,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 とても心温まる作品だったと感じました。

出てくる人物は超能力を使える人も使えない人もとにかく変な人だらけ。でも見ていて不快になるような人はおらずキャスト的に違和感を感じるような人もいなかったので、こちらも平和な気持ちで鑑賞することができました。

現代の科学技術が進んでいる情報化社会では、UFO・ネッシー・超能力などいわゆるマユツバ的な事象はほとんど否定されてきました。ひどいものではサンタなどは「それはお父さんだ」とか「そんなものいない」とテレビで堂々と言われてしまうような時代です。そういう意味では、自分の担当する番組の中で自分の信じていたものをこきおろされるのを目の当たりにする米の気持ちは、見ていてとても胸が苦しくなりました。
さすがにラストシーンのUFOの描写はやりすぎ感が否めませんでしたが、別にあのシーンで「超常現象を信じろ」といったメッセージを送っているのではなく、そういったものを神秘的なものとして「思いを巡らせてみて欲しい」というメッセージがあったように個人的には思いました。

前半の導入部分は少し間延びしましたが、カフェ・ド・念力内のキャラたちのやり取りは大変テンポが良く、ゆる~く楽しむことが出来ました。

別に超常現象に限らず、自分が信じるものをそう簡単に否定しないで欲しい。こんな世の中だからこそのメッセージを強く感じる作品でした。
TANTOさん [DVD(邦画)] 8点(2010-12-09 16:56:56)
その他情報
作品のレビュー数 26件
作品の平均点 5.35点
作品の点数分布
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7415.38%
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作品の標準偏差 1.59
このレビューの偏差値 60.47
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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