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レポゼッション・メン のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 レポゼッション・メン
製作国米,カナダ
上映時間111分
劇場公開日 2010-07-02
ジャンルサスペンス,SF,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 やはり「命」というものに人が踏み込むとよくないということがこの映画からよくわかりました。自然災害や寿命などによって命を落とすことはまだ受け入れられることが出来ます。が、人の手によってそれが無くなったり奪われたりするのはやっぱり違うと思いました。どこかに人の手が入れば、必ずこの映画のように人同士の争いが生まれます。人が人を憎み、人が人から奪い、人が人をコントロールするような事態になります。「命」に人が関わることによる問題というのはまさにそこなのではないでしょうか。
現代には医者という職業があり、それは社会的に認められ高い水準で認知されています。しかしそれでも上記のような人と人とのしがらみは存在します。それを突き詰めに突き詰めきったのがこの『レポゼッション・マン』なのではないでしょうか。現代にもしこのような人工臓器があって、それを扱う会社があったとして、全く100%この映画のようになるとは言いませんが、やはり「命」をめぐって人と人とが争うことにはなるのでしょう。ある種核心をズバッと言い当てている、良い映画だと思いました。勉強になりました。

ラストの終わり方も、『サロゲート』や『マトリックス』などに代表される近未来映画によく見られる、テクノロジーの過ぎた進歩による近い将来への警鐘とも取れます。くわばらくわばら。
TANTOさん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-06 22:52:09)
その他情報
作品のレビュー数 33件
作品の平均点 6.03点
作品の点数分布
000.00%
113.03%
200.00%
313.03%
439.09%
5515.15%
6824.24%
71133.33%
839.09%
913.03%
1000.00%
作品の標準偏差 1.59
このレビューの偏差値 53.86
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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