| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 原作は知りません。なんだか新聞紙を被った人が出てくるマンガがあることは知ってますが、その程度の知識です。中身については今回初めて触れました。ああ、こういう内容だったんですね。
結論から言うと、戸田恵梨香さん演じる吉野刑事はまったく要らなかったな。公安だとか言ってちょっと出てきて雰囲気出しただけで結果ほとんどストーリーに絡まなかった田中圭さんも同様。彼らなんのために出てきたの?吉野が昔いじめられていたと言う描写はなんのため?結局彼女もシンブンシの思想に共感したということか。映画を字面どおり捉えたら、踊らされるためだけに出てきたのか。結局四人の思想犯、ある種愉快犯のシンブンシに好きなようにやられ、ラスト何故か吉野刑事は「踊らされてやろうじゃないの」と満面の笑み。あれがまだ、渋々踊らされた、って感じならまだ理解できたんですけど。終始彼らに振り回されいいようにやられ、結局彼らを逮捕もできず、笑ってられるなんて意味不明。共感なんて一ミリも湧かないわ。 シンブンシ達にはまだ共感できる面もあるが、本当にヒョロの骨を親に渡したいだけであれば、吉野刑事も言っていたようにわざわざあんな劇場型犯罪を犯す必要はない。でも実際ネットなんてこんなもんだろうな。画面の向こうで集団自殺が起きたとしても、あんなふうにアホみたいな書き込みするやつはたくさんいて、そいつらが彼らを神とか崇めて。。。くだらないと思います。 私も別にネットそのものが悪いとは思ってなく、作中に出てきた小日向さん演じる政治家の設楽木議員が提案した、ネットユーザーの実名化なんて、私はいいと思うんですが。これに反対するやつは後ろ暗いことばかりネットでしてる人たちでしょう。ぜひ実際の社会でも提案して欲しいものです。 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 5点(2023-03-06 15:08:04)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |