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きみの鳥はうたえる のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 きみの鳥はうたえる
製作国
上映時間106分
劇場公開日 2018-09-01
ジャンルドラマ,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 ゆっっっっ…たりと流れる、「ぼく」「佐知子」「静雄」の物語。はじめはぼくと静雄が二人でルームシェアしていたところに、ぼくと付き合い始めた佐知子が加わって三人で遊ぶようになる。はじめはただ三人で遊ぶだけだったのが、次第に三人の距離感が変化して…。
BGMらしいBGMはほとんどない、ただ三人の関わりやバイト先での出来事などが淡々と流れていきます。淡々と、しかし確実に何かが変わっていくのが分かります。
「ぼく」は感情の起伏がとても乏しくて、バイト先や普段の生活でも無表情に対応する毎日。楽しそうな表情を出すのは三人の誰かといる時だけ。そんな彼が、佐知子と静雄が付き合うと知った時に「好きだ!別れたくない!」と言ってくれて良かったと、心の底から思いました。あそこのラストで、それまでの生活と同じように淡々と別れを受け入れていたら、これはまったく理解できない映画になるところでした。
好きな人と一緒にいたい、失いたくない、そんなシンプルな感情を確認できた映画でした。
TANTOさん [インターネット(邦画)] 7点(2021-06-04 22:15:44)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 9件
作品の平均点 6.33点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.76
このレビューの偏差値 52.14
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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