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《ネタバレ》 海外で出産する妹夫婦の出産に立ち会うためにバリへ行く千紘(=斎藤工さん)とユリの兄夫婦。ぎこちなくもゆったりとバリを観光しながら4人で過ごすが、兄の千紘は心臓に病を抱える自分の命とこれから産まれてくる命、そしてそれに対して周囲の人間の価値観の違いに苛立ちを隠せず口論に。口論の末飛び出したユリは見知らぬ街で行きずりの男たちと出会いそして・・・というあらすじ。
個人的には、千紘があそこまで苛立つことが少し唐突すぎて、ついていけない部分があった。なんで急にあそこで火がついたように周囲を傷つけ始めたのか。そうなる要素は持っていたが、「なぜあそこで」の部分の説明が抜け落ちていて見てる方が置いていかれました。 ユリにしてもそうで、無理やり自分を襲った男に最初は抵抗するものの、後には自分から男についていき体を許してしまう。男と寝たことを隠したい心からか、直後に千紘と寝ようとする。 作中では「人間とは理性の生き物」と述べたりしていますが、描かれているのはその正反対の人間の姿。映画は何を伝えたいのか、考えさせられます。 あまりバリのイメージが良くなる作品とは言えませんね。 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-09-25 00:28:31)
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