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《ネタバレ》 とてもハートウォーミングな話でした。ラストは遂に奥さんの遺体とご対面なのかと思いきや、まさかそういう風にくるとは・・・。不覚にもウルッときてしまいました。奥さんがあそこまで執拗にジョー(=ケヴィン・コスナー)にコンタクトを図ろうとしたのもあれでうなずけました。終わり良ければ全て良し、というわけではありませんが、少なくともこの映画においてはあのラストによって、それまでの不可解なところが自分の中で解消できました。良かったね、見つかって。
ストーリーは、赤十字で海外医療に従事する妻がある日事故で亡くなり、残された夫のジョーがその喪失感に苦しむのですが、やがて瀕死の状態から回復した患者から「あの世であなたの奥さんに会ったよ」と言われ、妻が彼らを通じて何を伝えようとしてるのかということを、ジョーが追いかけていきます。 この映画で思ったことは、合理化が進んでいくこの現代で、死者の声が聞こえるとかそういうものはナンセンスであり、そんなことを言ってるのは頭がおかしいと思われがちですが、個人的にはとても夢があり断片的にでもそういうことを信じて生きていくとこは大事なことなんだなということを思いました。この映画のような超常現象はおそらく起こりませんが、亡くなった人がどのように感じているかとか亡くなった時どのような気持ちだっただろうとか、そういったことに思いを巡らせることは、漠然とした観念ですがきっと生きていく上で大事なことなんだろうなあと思いました。 ご近所の弁護士のミリアムが、スティーブンキングの『ミザリー』だったのにビックリしました(笑) 【TANTO】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-12-01 12:48:09)(良:1票)
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