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《ネタバレ》 中野量太 脚本、監督 作品..この映画の脚本には、難がある..登場人物たちの言動がとても変でおかしい..序盤、絵の具をかけられ、双葉 が学校に駆けつけ、最初に発した言葉が、「何色が好き?」..この台詞を聞いた瞬間、「んっ?」って思った、そのまま観ていくと..ダメだこりゃ..って、気づいてしまった..脚本がダメダメ、普通の人の感覚とは、かなりズレがある..(さらに都合良過ぎてリアリティーゼロ) 変なところを書き出してみる → 安澄 は、母親のことを 「お母ちゃん」 と呼ぶ→ いつの時代の話だ? 今時、そんな呼び方をする娘はいないだろ..(田舎をバカにしてるのか?) 安澄 が いじめ にあっているわけだが、いじめ の対象になる要素がまったく無い→ いじめ ありきになっている(性格も良いし、容姿も普通、物語の都合でそうなっているとしか考えられない).. 双葉 は、安澄 に、いじめ に立ち向かえ、学校に行け、と言うが..→ いじめ をしている奴が悪いのだから、親として、それを排除する方が先でしょう! 安澄 が意を決して いじめ に対抗する手段が、服を脱ぐ って..→ 陳腐、理解不能..→ それで制服が返ってくるって、どういうこと? (こんなやわな奴らが、あんな陰湿であからさまないじめは、しないだろう) 鮎子 がアパートの玄関で母親を待ってて、双葉 が駆け寄ると、おもらし..→ これは監督の実体験か?(こんなことってあるのか?) 次の朝、鮎子 が、ここで暮らしたいと言うが→ あんな敬語をつかった長々とした台詞を言うか? 小学生が.. 拓海(松坂桃李)→ 何であんなに都合よく現れた?(そもそもこの物語に必要か?) 拓海 の境遇を知って、双葉 は突然、拓海 を抱きしめる..→ オイオイ、普通そんなことするか?(ここは日本だろ、欧米じゃあるまいし、洋画の観過ぎだ) 銭湯、いまだに薪を使ってる?→ 石油とかガスじゃないの?(調達するにも、経済的にも、大変だろ) 銭湯を再開したら、何事も無かったように客がたくさん風呂にやってくる→ 1年も休んでて、何で客がくるの?(みんな別の風呂を確保してるでしょ? そもそも銭湯の需要なんてないし) 探偵の 滝本 親子→ 何でいつも親子で行動してるの?(仕事中は子供じゃまでしょ) 一浩 の真夜中の人間ピラミッド→ 陳腐..(笑えない、感動もない) 最後の 双葉 の病床シーン..→ リアル過ぎて、怖い..(きれいに死なせてやれよ) 問題のラスト!→ “ ナイ ” でしょう~..風呂の釜で、火葬なんて..それで、みんなで、お風呂に入る?..→ う~ん、ホラーだ..理解不能(-3点).. このよに、変なところだらけ..監督の素養や性格がひねくれているのか、実体験があるのか、知るところではないが、リアリティーを求めている割には、かなり常識から離れてしまっている..それは、個性だし、その人の感性ではあるが、本作では、使い方を間違っている、残念.. 最後に良かったシーンを一つだけ→ 安澄 が産みの親と再会し、手話で会話をするシーン..(ここだけは共感した)
【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 2点(2017-05-05 11:40:20)(良:2票)
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