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この映画で私は、不覚にも「ドラえもん」を思い出しました。ドラえもんのある話の中で、嫌いな奴をこの世から消してしまうという恐ろしい道具をのび太はドラえもんポケットの中から見つけてしまうのです。のび太はあまり道具の意味を把握せずに、軽い気持ちで嫌いな奴を消していくと、本当にこの世に存在しない人物となってしまったことに気付き、もう時すでに遅し、ひょんな事から、この世の人類全ての人間を消してしまったって話ですよ。かなりこれと似た状況でした。誰もいない中で、のび太が泣きながら「ドラえも~ん!」と叫ぶ姿には、子供ながらに恐ろしかった記憶があります。もちろん、ジャイアン・スネ夫のゾンビ&血がドピャ~は出てきませんけど。残念ながら。 映画に話を戻すと、私はコレ、結構好きな分類に入ると思います。ただのゾンビ映画は嫌いなんですけど、こういった状況に陥る世界観が好きなんだと思います。この異様な雰囲気がたまらなく好き。でも、ゾンビに関しては突っ込み所はたくさんあるけど。なぜそんなにマッハで走れるのか…etc。全体からすると面白いかなっと。ゾンビ以外に出てくる登場人物がかなり少ないのも嬉しいし、そもそも主人公の男がゾンビ似の顔ってのもなかなか斬新だしね(どんな顔だよ)。
【c r a z yガール★】さん 7点(2004-04-01 06:49:16)(良:1票)
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