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このタイトルの「ライフ」とは、「命」と「人生」両方を指し示しているのか。悲しいほどに明るく子供の命を守り続けた父親、そのあっけない命の幕切れがあまりにも切なすぎる。ラストシーン、なにも知らずに「戦車だ!!」と大喜びする無邪気な子供。純粋な「命」と、そしてそれを傷つけることなく守り抜いた「人生」、そのどちらもが命は美し、人生は美し。悲惨な現実のなかで一筋光る人間の美しさ。なまじ凄惨な現場をリアルに描くより、物語冒頭の幸せな映像と相まって、戦争映画としては良く出来ているように思う。
【six-coin】さん 5点(2003-11-10 23:35:33)
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