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今まで観たパニック映画の中では一番規模が大きく、そして災害映画の中では一番リアルだった。フィクションであるとは言え実際に起こりうる可能性はゼロではなく、今この時も着々と進んでいる温暖化の事を考えるとゾッとする。筋書きは確かに都合の良いところは多いが、CGもそれほど気にならなかった。しかし人間は、きっと実際にこのように自分の身に降り掛かってこないと、何事も判らない生物なのだろうか。いくら言葉で環境問題を説いても所詮は他人事。ある環境研究家の話によると、地球環境の悪化というのは段階的にジワジワとくるものではなく、ある一点の悪化限度を超えると雪崩のようにドッと破綻し押し寄せてくるものだという。いつか人類にも、そんな破綻の恐怖を味わう日が来るのだろうか‥‥‥。
【six-coin】さん 5点(2004-11-09 00:20:31)
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