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転校生(1982) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 転校生(1982)
製作国
上映時間112分
劇場公開日 1982-04-17
ジャンルドラマ,コメディ,ファンタジー,青春もの,学園もの,小説の映画化
レビュー情報
大人の世界と思春期を迎えた少年少女の世界の間に「見えない壁」を作ることによって、二人の間に起こっている重大な出来事を「甘酸っぱいファンタジー」で、囲いきり、二人の主人公と鑑賞する者の間で物語の中心を担う「秘密」を共有することが出来たのが、この作品を成功に導いた大きなポイントの一つだと思う。 そしてカメラはその二人だけの世界にそっと降りて行き、尾美、小林の熱演と、叙情性ある尾道の景色とを絡めて丹念に描くことにより、淡いラブストーリーは見るものを引き込む説得力と、強いオリジナリティーを持つことになった。 やがて二人のファンタジーは終焉を向かえ、カメラもそっと現実の世界に戻る。 そしてちょっぴり成長した二人の感動的なラストシーンは、この作品の「傑作性」を決定的なものにした。 いつまでも心に残る甘酸っぱい青春を描いた名作だ。
Berettaさん 9点(2004-01-01 18:21:35)
その他情報
作品のレビュー数 89件
作品の平均点 7.58点
作品の点数分布
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211.12%
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577.87%
61011.24%
71820.22%
82426.97%
92426.97%
1044.49%
作品の標準偏差 1.49
このレビューの偏差値 56.38
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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