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前作のゾンビにもいえることですがこのシリーズはどちらかというとゾンビを使った過度のスプラッターで魅せるのではなく「ゾンビに囲まれた状態での極限のサバイバル」「仲間ですらゾンビになるかもしれぬ恐怖」そういった極限状態での人間を描いた一種のパニック映画だと思うのです。特に本作では軍人と研究者達との対立が軸に展開しゾンビだけが敵ではなく人間ですら大きな恐怖だということが分かります。
このシリーズすべてに言えることは限定された空間でわずかな情報しかもたらされていないことです「自分達意外の生存者の数」「そして一体ゾンビが何匹いるか?」観客も同様にそういった情報がほとんどもたらされないので登場人物達とおなじ体験をさせてもらい、そのおかげで登場人物達に感情移入ができるのです、そういったことでこの映画の巧妙さが伺えます。 【ken】さん 7点(2003-11-22 14:57:48)(良:1票)
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