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バットマン ビギンズ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 バットマン ビギンズ
製作国
上映時間140分
劇場公開日 2005-06-18
ジャンルアクション,サスペンス,SF,アドベンチャー,シリーズもの,犯罪もの,漫画の映画化
レビュー情報
バットマン史上、最もダークかもしれない。両親が殺されたトラウマ、根本的な恐怖が全編に渡って通奏低音となっていて、震えた。”悪”と対峙する主人公が描かれていて、ただのヒーローものに終わらないドラマがあった。悪を知るには悪になる。人は、理解できないものを恐れる。これらのテーマがしっかりしていてヒーローが魅力的になった。悪役の精神科医がこれまた本当に悪そうで、あのマスク本気で怖い。ラストまでド派手なアクションが持続し、車などの小ネタもちりばめて飽きさせない。音楽も地味ながらハンス・ジマーの悲しげなメロディーが盛り上げる。最大の魅力だったのが、幼なじみのレイチェル(ケイティ・ホームズ)。これがまたかわいい。どことなく陰があって、思い詰めた感じ。「人間は中身より行動で見られるのよ」とか、吐く台詞も辛抱ならん!毒ガスを食らったレイチェルを車で助けるシーンはたまらなかった。ストーリーでは”ダークヒーローはヒロインとうまくいってはいけない”という鉄則をしっかり守ってブルースとすれ違うが、ラストで一気に泣かされた。面と向かって、あんなセリフは切なすぎる・・・しかもキスの後に。クリストファー・ノーラン監督、いいぞ!徹底して暗くしたところがすばらしかった。
おしりはばとびさん [映画館(字幕)] 8点(2005-06-19 02:29:55)
その他情報
作品のレビュー数 222件
作品の平均点 6.74点
作品の点数分布
010.45%
110.45%
200.00%
310.45%
431.35%
52712.16%
65625.23%
77533.78%
83917.57%
9177.66%
1020.90%
作品の標準偏差 1.35
このレビューの偏差値 56.93
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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