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《ネタバレ》 んー。。。。。
今回は何となく釈然としませんね。。。。 色々な方がココに書いている通り、息子を殺された父親が 今回は復讐に来るという筋立てにするのならば もう少し、殺しに来る側の理不尽なバックボーンを明確にしないと 主人公に感情移入出来なくなる。 或いはです。 逆に「主人公側のやり過ぎで一方的な正義」で「危険に晒される家族」 この部分をもっとクローズアップし 更にアルメニアという、オスマン帝国(現トルコ共和国&ムスリム)からの 長年の迫害の歴史、特に近代における強制移住や計画的なジェノサイド つまり、「アルメニアの悪党がなに故、こんな悪党なのか???」 この辺りにもっと光を当てた筋立てにしても良かった気もします。 せっかく、舞台をイスタンブ-ルにしたんですから。 逆に言うと今回、リュック・ベッソン監督は 暗にそういう「理不尽なアメリカ」を、本作品で描きたかったんでしょうか? どうも、何となく暗にそれを意識させるオマージュ 例えば、未開地然とした土くれだらけのアルメニアで埋葬される死体 そして復讐を誓う父親。 それと対照的に平和で明るい物質文明に囲まれ 極貧のアルメニアの面々と比べ、取るに足らない悩みで涙する元妻 ボーイフレンドと宜しくやっている娘、野暮な横槍を入れる主人公 余りに落差があり過ぎます。これは意図的なんでしょうかね?? もし、意図的であるとするならば 本作の意図する所はアメリカ批判ですよ。 でもアクション主体なのでそうは出来ない??? どうも、その辺り、作っている方に迷いが有るというか 迷いが有るがゆえに、イマ1つ前作と比べ、キレが無くなってしまい 作品としての完成度が下がってしまっている気がします。 ともあれ、ちょっと残念でしたね。 おっと!!!監督がピエール・モレルじゃないんですね。。。 なるほど、これで腑に落ちました。 【一般人】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-09-16 19:24:06)
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